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パートナーから社員登用、そしてマネージャー(SV)へ。

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キャリアアップを実現した3人の本音クロストーク

キャリアアップの機会が多い丸亀製麺。今回は、パートナースタッフとして店舗に入り、店長、マネージャー職であるSVとキャリアアップを実現した前川さん、高橋さん、服部さん3人のクロストークをご紹介します。
※役職は取材時、前川さんは取材後(2023年3月)にチーフマネージャーに昇格しています。

パートナーと正社員の働き方の違いや社員登用の経緯なども踏まえ、みなさんがどういった想いで働き、今後はどんなことをしていきたいのかまで本音トークで伺いました。

パートナーからの社員になった、それぞれの理由。

まずは皆さんが丸亀製麺で働くことになった理由や、入社してからのご経歴を教えてください。

前川さん

2009年にパートナースタッフとして働きはじめました。理由は、家の近くの丸亀製麺がオープニングスタッフを募集していたこと。みんなスタートが同じなのでいいなと思ったのです。ただ、正直に言うと……応募するまで丸亀製麺のことを詳しく知らなかったので、よくあるレストランの1つで、うどんをメインに扱っているというくらいのイメージしかなかったんです。それでも、実際に入ってみると働きやすい環境があったので、パートナー店長として働いた6年間を経て、今から2020年に社員として登用していただき、2022年1月にSVとなりました。

高橋さん

私も2010年頃にパートナースタッフとして自宅近くの店舗に入りました。きっかけは、仕事を探していた時に丸亀製麺の求人を見つけたことですが、働いているスタッフの方が親切だったので、ここで働きたいと感じたのです。その4年後にパートナー店長、そのまた4年後に社員として登用していただきました。現在は4年経ってSVとして活動しているので、4年単位で働き方が変わっています。

服部さん

私は18歳のときにパートナースタッフとして丸亀製麺で働きはじめました。まだ大学生の頃だったので、中学時代の先輩に誘われたのがきっかけです。丸亀製麺を選んだ理由としては、うどんを食べによく足を運んでいたので、お客様との距離が近い接客スタイルを実際に見ていて、純粋に楽しそうだと思ったんですよね。その後、4年間はアルバイト、21歳でパートナー店長、22歳で正社員登用されて店長、2021年にSVになりました。

みなさんはパートナーから正社員に登用されています。このキャリアを歩む上で、決め手はありましたか?

前川さん

パートナー店長の時に、他店のヘルプに行ったことがありました。自分が働いている店舗以外の環境も見てみると、店長によってお店のカラーや仕事の重要度など、力を入れているところが違うという発見がありました。

そして、私がいた店舗にも独自のカラーがあり、正社員、そしてSVになって良いところを他の店舗にも広めたいと思ったのです。例えば、私は子供が小さい時に丸亀製麺に入ったので、子供が急に熱を出した時に、一緒に働く仲間のフォローに恵まれていました。こういった良い体制やカルチャーが広まれば、もっと働きやすい会社になると思ったのです。

高橋さん

前職は接客業ではなかったので、丸亀製麺で働くこと自体が新鮮でした。スタッフとは仲間という連帯感があり、お客様とも接客を通じて触れ合えるのも面白いなと感じ、丸亀製麺のことがもっと好きになったので、正社員登用のお話があったときに自分の方からも社員になりたいと伝えました。

服部さん

私の入社のきっかけは、まわりの人の影響が大きいですね。責任者会議などに参加している正社員や店長などがかっこよく見えたのが一番の動機で、こんな人になってみたいなというのが自分の中で固まりました。具体的には店舗で働いている風景もそうですが、会議でよりレベルの高い話し合いをしているのを見て、私もこういう場で発言できるようになりたいと思ったんですよね。そんなタイミングで正社員にならないかと声をかけていただいたので、迷いはなかったです。

店長の成長を促すSVとしてのやりがい。

パートナーと正社員で、働き方のギャップはありましたか?

前川さん

パートナーと社員では明らかに持てる情報量が違うと感じました。社用携帯を付与されるので、フェアで商品が変わるタイミングでマニュアル情報が流れてきて、店舗で発注内容を更新したり、スタッフに調理講習などの調整を先立って進められます。情報量が多いということは、それを自分で理解しながら進めていかないといけないので、大変ではあります。しかし、パートナー店長の時はマネージャーに確認しながら動き出していたので、ギリギリで準備することが増えていましたが、正社員になり自ら動けることでそういった課題が解消されていきました。

高橋さん

情報が多いことにプラスして、優先順位が付けやすいなと思います。関わる人も増えて、パートナー店長だと同じ地域のスタッフだけですが、正社員だともっと多くの周りの人とつながり、仕事の幅も増えます。また、お客様からの問い合わせに対する返信文の作成など、事務的な仕事も担うのが特徴です。

服部さん

私も前川さん服部さんと同じで、人も情報も、今まで伝わるまで時間がかかっていた内容が素早く伝わるようになるので良いなと思っています。

マネージャー職であるSVについてはいかがですか?

前川さん

SVは店長の成長を促す係(役目)だと思っています。店長が店舗の運営をする上で道が間違っていれば戻してあげることもありますし、リーダーシップをとって取り組みを行ったり売上をとっていったり店長の成長をサポートしていくイメージです。

高橋さん

店長の教育にプラスα、モチベーションを上げることです。店長も人間なので、私生活の悩み事とか、そういうところのサポートもしてあげることが大事かなと思います。

服部さん

同じく店長と一緒に自分も成長していかないといけないなと思っていますが、逆に2人に質問です。店長からSVになって変わったことって多いと思うんですが、特に変わったのはどんなことですか?

前川さん

"スーパー店長"になってはいけないと思っています。例えば、店舗の改善だとか、自分だったらどうするとかはあっても、すぐに店長に答えを教えるのではなく、考える時間を与えて店長自らが改善していくことを大事にしています。もちろん、答えを導きだせるようにフォローしてあげることはありますが、自分自分と前に出ないで後ろから見ていることを大事にしていて、それがすごく変わった点です。

服部さん

変に自分が目立ってはいけないというところはありますよね。店長が横にいるのに指示を出したりしないように意識するなどです。私はたまに出ちゃうことはありますが(笑)。

高橋さん

私はSVになってホールにいることが多くなりました。厨房の中にいるといろいろと口を出したくなるので、お店全体を見るためにもホールに出る機会を増やしました。

服部さん

店長のときより抱える人数が増えるので、そこに対してのスケジュール管理もだいぶ大変ですよね。皆さん、どうですか?工夫されていることはありますか?

前川さん

私は、週報を活用しています。毎朝必ず週報を見て、自分の行うこと、1日の終わりにできたこととできなかったことを洗い出ししています。自分のスケジュールの管理を1日に最低1時間はしていて、それをすることで抜け漏れをなくす努力をしています。

高橋さん

MicrosoftのTeamsを使って、店長がその日何をするかなどのざっくりとスケジュールを入れてもらうような工夫はしています。

服部さん

2人の話を聞いて、「みんなそうだよねー」という気持ちです(笑)。責任が増えるからこそ大変なところもありますが、同時にやりがいも大きく感じます。

人と人との繋がりが、何よりも嬉しい。

みなさんが丸亀製麺で働く中で印象に残ったシーンや言葉はありますか?

高橋さん

お客様と接することが多い仕事なので、一番印象に残っているのは、街で買い物をしていて、「あっ、丸亀製麺の店長さんだよね」と話しかけられたときです。自分の名前を覚えてくれる人もいて、この仕事をしていて良かったとなと嬉しくなりました。

服部さん

お客様から認知されていたり、感謝されるのは嬉しいですよね。職場は年上の男性が多く、そういう方たちからほめてもらえたり、具体的にアドバイスいただいて成果が出たりするとやりがいにつながります。私の場合は目上の先輩がかっこよく映ったからというのが丸亀製麺で働く理由としてあったからこそ、今もその初心を忘れずに、自分もかっこよく働きたいなという想いがあります。

前川さん

パートナーの時のやりがいは常連のお客様との会話でした。違う店舗に行ったときには、その店舗にも来ていただけることもあって、嬉しかったですね。社員になったりSVになってからのやりがいは、会社の中で自分の取り組みを通じて売上や成果につながっていることです。目線が1つ上がったようなイメージです。みなさんはSVになって嬉しかったことはありますか?

服部さん

正直1回でSVの試験に受かったわけではないので、周りの期待もあったし、その方たちから昇格時に「おめでとう」と言っていただいた時が一番嬉しかったです。

高橋さん

私も1回の試験ではなかったです(笑)。あとは最近、自分が担当していた店長が新しい店舗で麺職人を育成しているのを見たときに涙が出ました。今までは自分自身の成長でしたが、これからは関わった人の成長がやりがいに感じていくと思います。

前川さん

そうですよね。私も自分が店長だったときに担当していたSVさんに「成長したね」と言って認めていただいたことは記憶に残っています。今度は私を介して周りのみんなが成長できたり、「ありがとう」と言われることがやりがいになりますし、私自身の喜びにも繋がります。

大変なこともあるけど、年齢や性別を問わず活躍できる。

仕事とプライベートの両立はいかがでしょうか?

服部さん

私はSVになってから途中で子どもが生まれました。その瞬間は喜びと同時に人生で経験したことがない状況に置かれましたが、周りがサポートしてくれたり声をかけてくれたので、本当にありがたいと思いました。

前川さん

店長からSVになってもあまり変わりません。休みたいときも人が揃っていて交渉ができれば自分の時間が取れますし、まさに自分次第です。巻き込む力というか、人が欠けている店舗があっても横のつながりでヘルプができたり、周りの社員にお願いしたりしています。まさに、ワンチームになり、皆の公休を確保しています。

高橋さん

私も大きくプライベートの休みが変わることはなかったので、趣味にかける時間は確実に確保しています。特に、推しているアイドルデュオの単独ライブや、TV番組はリアルタイムで見たいので仕事のシフトを調整していただき、オンとオフを切り替えています。

みなさんが今後挑戦してみたい働き方とは?

前川さん

丸亀製麺は、新卒や女性の社員も増えましたが、まだまだ長く勤められない方がいるのが現実としてあります。私もSVとして女性店長を3人担当していますが、より女性が活躍できる環境にしていきたいですね。

そのためには、女性目線の店長が増えたり、SVやチーフマネージャーも女性目線の会社であってほしいと思っています。私もチーフマネージャーになりたいと思っているので、社内で影響力をつけていくことで働き方を変えていきたいですね。

服部さん

飲食業界はまだ独身の男性が働いているイメージがありますよね。そういった方が働きやすい現状はありますが、家族を持っても長く働き続けられるようになれたら、そのご家族も嬉しいですよね。子どもの行事に積極的に参加できるとか、そういった働き方のビジョンを現場の店長にも伝えていきたいです。

高橋さん

若い方から年配の方まで、働いている人の年齢層は幅広く、そういった方々が年齢に関係なく活躍できるところが丸亀製麺のいいところだと思っています。今後もいろいろな人が働くチャンスを作っていきたいですね。

最後に求職者に一言お願いします。

高橋さん

立ち仕事なので、足がパンパンになるので覚悟してください!いい会社ですが、大変なところも最後に言っておかないと(笑)。

前川さん

私も、まずは体力だと思っていますが(笑)福利厚生が充実していて働きやすい会社なので安心してください。パートナースタッフさん、社員にとっても、それを自信を持って言えますし、私はいろいろな会社を経験してきたからこそ、そう感じます。

服部さん

いろいろなことに対して助けてくれる会社だけど、それに対して一歩踏み出して、自分が困っていることを発信することも大切ですね。その姿勢があれば成長ややりがいを得られるはずです。一緒にがんばりましょう。

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